2010年10月15日

アソシアのもう一つの役割

ブログリーダーの皆さん、こんにちは!
チリの救出作戦大成功に歓喜している女・めぐみです!
作業員の方々、ご家族の方々、救助員の方々、お疲れさまでした!そして、おめでとうございます!
ゆっくり静養なさってください。

33人もの人々がお互いに助け合ってなんとかここまで生き延びられたことはとても素晴らしいことですが、逆にいえば、もし事故に遭ったメンバーがひとりだけだったとしたら、とても孤独に耐えられなかったのではないかと思ったりするのです。

昨日、クローズアップ現代で、介護のために仕事や趣味から離れることを余儀なくされ、社会との関わりの大部分を失ってしまった人々の問題を取り上げていましたが、介護や経済的負担から来るストレスと、孤独感とに悩まされ、今や4人に1人の割合でうつ病等の精神疾患に罹患しているそうです。
しかし、イギリスでは90年代初めあたりからこの問題に取り組み、介護者が介護生活と両立できるような仕事を紹介したり、介護者同士の交わりの会を定期的に開いたり、月3万円ほどの支援金を受け取れるなどの制度を設けているそうです。
多くの介護者が「とても助かっている」とコメントしていました。

中でも、一番ストレス軽減に効果的だったのが、仕事に復帰できたことや交わりの場を持てたことで、社会に接する機会が戻ったことだそうです。
やっぱり、他者との交わりを常に持っていないと、人の心は健康を保てないのかもしれないですね。

アソシアでは、来たばかりの頃は緊張で口数も少なかった人が、日を追うごとにだんだん明るくなっていきいきとした表情になっていくのをよく目にします。
アソシアの第一の目的は就労訓練なのですが、友達を作ったりできるなど、心に栄養を補給出来る場でもあります。楽しいと訓練にもやる気が出ますし、続けて通いたいというモチベーション向上にもつながります。
見学に来たいと思ってらっしゃる方は、おきがねせずに一度足をお運びください❤