2011年4月5日

SST(好きで好きでたまらない)

こんにちは!自宅の猫に見下されているめぐみです。両親が呼ぶと返事をしますが、私が呼ぶとしらけた表情を返してきます。ただのツンデレだと思い込みたい今日この頃です。

そんな猫でも好きで好きでたまらないのですが、毎週月曜と火曜はSST(通称「好きで好きでたまらない」)の日ということもあって、今日も多くの訓練生が大城さんの指導のもと参加していました。

本格的にSSTを始める前にはアイス・ブレイキング(緊張を解きほぐす為に何かをすること)を行うのですが、午前のメンバーはブラインドウォーク(目を閉じる係と誘導係の2人がペアとなり、誘導係が目を閉じた係を言葉や体に触れることによって、安全に室内を移動させる。互いの信頼関係を築き上げるのが狙い)を楽しんだようです。いざやってみるとなると、相当怖いですよ。見えない側に立つときは、「ぶつかるんじゃないか」「本当に指示通り動いていいのか」と不安になりますし、また誘導する側に立つと「もし相棒を何かに衝突させてしまったら…」と心配と焦燥感に駆られます。でも、ほとんどの人がカタツムリ程度の速度で移動するので、ぶつかったとしても大したことにはなりません。

昨日のSSTでのテーマは「意思疎通のできない身障者の方をどのようにして援助すればいいのか」と「押し売りに捕まったときどうやってかわせばいいのか」でした。
前者の方は内容が難しかったのか、あまり多くの解決策が挙げられませんでしたが、後者の方は経験のある人が多かったのか、たくさんの手が挙がっていました。
前者は「とにかくアクションを起してみる」「同じ身障者の人たちに意見を聞いてみる」「身障者に関係のあるお仕事をしている人等に話を聞いてみる」、後者は「手持ちが無いと言う」「同じものを既に買ったと言う」「荷物が多く持てないので無理と言う」等解決策が挙げられました。

で、宿題として、実際に挙がった解決策を応用してみて、結果をその後のSSTで報告するよう言われたので、今度また電動車椅子に乗ったあの人に出会ったら、実行してみようと思います(←前者のテーマを出したのは私なのでした)。